模擬戦なんだよ!!

模擬戦というと新人を情け無用のオーバーキルした白い魔王か、炭酸飲料みたいな名前のMSパイロットしか思いだせません。そんな俺が書く今日の絶チル感想。

Figma 魔法少女リリカルなのは StrikerS 高町なのは バリアジャケット Ver.

Figma 魔法少女リリカルなのは StrikerS 高町なのは バリアジャケット Ver.

[rakuten:e-freaks:901026:detail]



B.A.B.E.L富士総合研究所
この場所にて、とある二人のエスパーとザ・チルドレンとの戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。
二人に与えられた目的…それは、ザ・チルドレンが腰に提げたぬいぐるみを奪うこと。
そして、何故か皆本は二人の側についていた………


事の発端は、皆本が局長からの依頼で、ある二人の研修生の特訓を行うことになったところから。
二人―犬神初音、宿木明―は先祖代々受け継がれてきた特異な「合成能力」の持ち主であり、初音は自らを獣に変貌させる能力を、明は自らの意識を他の個体に乗り移らせる能力を持っていた。
合成能力のベースとなる個々の能力自体は低レベルなものの、それらを組み合わせたこの能力はそれこそレベル7のチルドレンにも勝るとも劣らぬ強力なものらしい。
だがしかし、初音が腹を空かせてつい別の獲物に目が移ってしまうなどの大ポカをやらかしてきたため、いつもあと一歩のところで不合格だったという。
そこで、あのザ・チルドレンを手なずけた皆本に白羽の矢が立ったのだった。


特訓とは言うが、要は初音がどれだけ獣の本能―この場合は食欲―を抑えられるか、ということである。
当然ながらハプニングも続出であったが、それでも皆本は熱心に特訓を続ける。
だがしかし、チルドレンは余所者をかまってる皆本が気に入らないようで、ある日ついに堪忍袋の緒が切れて抗議を始める。
そこで、皆本はあの二人とチルドレンを模擬戦で戦わせてみる、というアイデアを思いついた。


で、訓練当日……………
最初こそは局長の勝手な助言もあって余裕のチルドレンだったが、皆本の策略により徐々に追い詰められていく。なんか初音がイレーヌになってるし。
で、ついに薫が捕まってしまい、そのまま明は薫に精神を移して残る二人をとっ捕まえようとする。
だが…薫with明が葵と紫穂の元に向かった後、明with薫がキレて皆本にかぶりつくのを見て初音の中の何かがはじけてしまったのか、急に皆本を加えて走り出してしまった。
この突然のハプニングにうろたえる一同。本体が射程距離外に入ったために精神が元に戻った薫は、すぐさま危機を皆に伝える。


さて、何とか『病んでる』初音に追いついた薫が、殺気で初音を圧倒した!
すると…初音は薫を姐御と認め、突然従順になった。ここら辺はやはり獣というべきか。
とりあえず、そのままちゃっかり明が最後の一個をゲットして一件落着という形に。
これにて、二人は晴れて特務エスパー「ザ・ハウンド」として採用されたのであった……………めでたしめでたし。


さて、皆本は初音を動かした「食欲以外の欲求」の正体に気付いてなかったわけだが…本当に鈍いんだね、仕方ないね。この天然たらし。