Absolutely loveliness children

桃太郎「『らき☆すたのこなた本売ってるサークルを偵察してこい』とかふざけてんじゃねー!! 自分で見てこいよこのロリコン!!」
兵部「ロリコンロリコン言うなこの一人じゃ同人誌も買えない齧歯目!!」


もちろん、上の会話は今回の話と一切合財関係がありません。



アバンタイトルでいきなり兵部のシャワーシーンという全国の絶チルファンの女子が喜びそうな演出が出てきたが、残念ながら今回メインとなるのはそのペット的な存在であるモモンガ?の桃太郎である。
さてこの桃太郎、今回は脱走してペットショップでひまわりの種をくすねていたのだが、不運な事故によって感電してしまうのだった。合掌。
………え? まだ死んでないって?


翌日、皆本はザ・ハウンドの特訓のために出かけており、その間は柏木朧嬢がチルドレンの面倒を見ることになっていた。
そんな頃、チルドレンが偶然にも昨夜から黒焦げになって倒れていた桃太郎を発見、家に連れて行った。


その頃、皆本たちは現地で戦時中の日本の実験施設跡を発見していた。そこにあったのは、動物をエスパーへと改造する、非道な研究の爪痕だった………


で、話はチルドレン視点に戻る。桃太郎を介抱したのはいいのだが、彼は急に三人に牙を剥く。薫の身を挺した説得で何とか暴走は収まったのだが………その後、柏木とじゃれ付く薫を見て再び暴走を開始し、丁度戻ってきた皆本たちも駆けつける。
さて、ここまでの流れで視聴者も薄々感づいているとは思うが…そう、桃太郎こそがあの実験施設で生み出された実験体の一匹だったのだ。
そして、戦争のために自らの体を弄ばれた桃太郎は、人間に強い不信感を抱いていた………
そして、目覚めた桃太郎が再び暴走を始めた。
桃太郎の攻撃によって明が倒れたのを見た皆本は、桃太郎を処分する、と言い始める。しかし、当然のことながら薫は反論する。
強い力を持ったばかりに「普通の生き物」として認めてもらえなくなった桃太郎に、チルドレンは自らの姿を重ねていたのだろう。
チルドレンは勝手に皆本と柏木を押さえつけて説得しに向かってしまう。
薫は暴走した桃太郎を止めるために、再び彼の暴走を身を挺して受け止めようとする。
当然ながら、桃太郎の「全力」は薫には負担が強すぎた………その時、満を持したかのように兵部が登場する。
彼は薫の代わりに桃太郎の攻撃を受け止める。兵部もまた、彼と同じように悲しい過去を背負っていた――――――
ついにはマジ切れして喧嘩になるが、その時点でどうやら記憶は復活していた様子。
そのままこれにて一件落着、かと思われたが、真木に抱えられて撤退しようとする兵部に皆本が銃口を向けた。それに対し、兵部は「撃てばいい」と言う。ただし、「はみ出した人間」の末路がどんなものかをエスパーの皆にわからせたければの話だが、と。
その言葉に、彼は銃口を下ろした。


その後、薫は皆本とではなく、柏木と一緒に家まで送ってもらうと言った。やはり、今回のことを気にしているのだろうか………と思ったが、別にそんなことは無かったぜ!