柏木朧って言いにくいよね(そうか?)

遅ればせながら絶チル感想ターイム。



今回は影薄人形オタク・九具津がメインの話。
九具津は度々B.A.B.E.Lの内部情報を兵部にバラしていたらしく、冒頭でもB.A.B.E.L職員と特務エスパーの調査レポートを兵部に渡していた。
彼がここまで情報を集められたのは彼の持つ人形使いの能力と、とてつもない影の薄さのおかげだとか………
しかし、そんな彼も局長の秘書・柏木朧の情報だけは未だつかめていないという。そこで九具津は、柏木の調査を開始するのだった。


柏木朧。彼女は謎に包まれた女性である。予算案で揉めたときもお茶一杯で緊迫した空気を吹き飛ばし、常に周りから愛されている彼女は何かの能力者なんじゃないかと思えるのは筆者だけか。
そんな彼女をどう見てもバレバレな感じで尾行、調査する九具津。
と、女子更衣室でついに柏木が感づく。いきなり現れたために一時は薫が尾行していたと勘違いしそうになるが、やはり違うと判断する柏木だった。
そんな中、柏木に尾行されている件について相談を受けた皆本。なんと彼まで尾行を始めてしまい、誤解を受けて局長室に呼び出されてしまったという………これには皆も失笑。


場面は変わって、何故か女性型等身大人形を製作している九具津の姿があった。
実は柏木を尾行していたことが薫にバレてしまい、その口止め料として「等身大柏木朧人形」を作らされていたのだった。
そんな時に九具津は偶然にも意中の相手である瓶底眼鏡のオペレーター・蘭子と急接近するのであった………だがしかし。そのいい感じなムードを突き破るように突然チルドレンたちが部屋に上がりこんできた。なんと出動任務中にうっかり薫が口を滑らせてしまい、そのせいで九具津が柏木を尾行していたという事実が完璧に皆に露呈してしまったのだった。
彼はさらに等身大柏木人形のせいで更なる誤解を受け、そして愛しの蘭子は賢木に持っていかれてしまった………


こうして九具津は、B.A.B.E.Lに復讐を誓う鬼と化したのであった………くわばらくわばら。